編集部
層どうしをくっつけるのは、プライム?タック?答えはタックコートです。プライムコートの説明にタックの役割を書くのが引っかけで、この問題の決め手です。
この問題の要点
2級土木施工管理技士 平成26年度 No.20。テーマはプライムコート及びタックコートで、適当でないものを選ぶ問題です。
正解は選択肢?。層どうしの接着をよくするのはタックコートの役割です。
この問題は、アスファルト舗装のプライムコートとタックコートの役割・材料を問うものです。各選択肢の正誤を順に見ていきます。
正解は?。層どうしの接着をよくするのはタックコートで、プライムコートは路盤の上に散布して路盤と混合物層のなじみをよくします。
この設問は、プライムコートとタックコートの施工に関する記述から、適当でないものを1つ選ぶ形式です。2つのコートの役割の違いがポイントになります。役割や乳剤の基礎は、プライムコートとタックコートの違いのページで確認できます。
? プライムコートの目的(適当でない=正解):プライムコートを「新たに舗設する混合物層と、その下層の瀝青安定処理層・中間層・基層との接着をよくするために行う」とした記述は誤りです。アスファルトの層どうしの接着をよくするのはタックコートの役割です。プライムコートは、路盤の上に散布して、路盤と上の混合物層とのなじみをよくし、路盤を保護します。
? プライムコートの材料(適当):プライムコートには、通常アスファルト乳剤(PK-3など)を用います。散布量の目安は1?2 L/m2(標準1.2 L/m2)で、タックコートより多めです。これは正しい記述です。
? タックコートの急速施工(適当):タックコートの急速施工では、瀝青材料の散布後の養生時間を短縮するため、ロードヒータで路面を加熱する方法を採ることがあります。これは正しい記述です。
? タックコートの材料(適当):タックコートには、通常アスファルト乳剤(PK-4など)を用います。散布量の目安は0.3?0.6 L/m2(標準0.4 L/m2)で、プライムコートより少なめです。これは正しい記述です。
| 項目 | プライムコート | タックコート |
|---|---|---|
| 散布する場所 | 路盤の上 | アスファルト混合物の層と層の間 |
| 役割 | 路盤と混合物層のなじみ・路盤の保護 | 層どうしの接着 |
| 材料 | アスファルト乳剤(PK-3など) | アスファルト乳剤(PK-4など) |
| 散布量の目安 | 1?2 L/m2(標準1.2) | 0.3?0.6 L/m2(標準0.4) |
散布量は基準による標準的な目安で、プライムコートのほうが多めです。試験では役割の取り違えに加えて、散布する場所(路盤の上か、層と層の間か)も問われます。
2つのコートでつまずいたら、用語の解説で基礎を固めると確実です。プライムとタックの役割・乳剤の違いは上のリンク、舗装の層構成はアスファルト舗装の構成のページにまとめています。
平成26年度 No.20 の正解は?で、プライムコートの目的に関する記述が誤りでした。
層どうしの接着はタックコート、路盤と混合物層のなじみはプライムコートが要点です。
2つのコートの役割の取り違えが、過去問でよく問われます。
出典
※ 問題文は全文転載せず、要点を要約して扱っています。散布量は便覧・積算基準による標準的な目安で、基準の改定により変わる場合があります。正答の判断は、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして確認しています。
※ この記事の確認日:2026年6月
なぜ?が正解(誤り)か
プライムコートとタックコートの役割の取り違えがポイントです。
プライムコートを「層どうしの接着をよくするため」とするのは誤りです。層どうしの接着はタックコートの役割です。プライムコートは、路盤の上に散布して路盤と混合物層のなじみをよくし、路盤を保護します。